こんにちは、ひかりちゃんです。
読書にハマってくると、いわゆる”名作”を読んでみたくなることありませんか?
今流行りの本だって数年後には読まれなくなっていくことはざらにあって、
そのなかで数十年、数百年と読まれ続けているなんて、
なんておもしろいんだろう!って思っちゃいますよね!
今回は、、、
シェイクスピア『ハムレット』(福田恆存訳)
ご紹介!
この記事を読んで、シェイクスピア『ハムレット』自分も読んでみようかな?
と思ってもらえたらうれしいです!
『ハムレット』を読んでみた
永遠の古典。シェイクスピア悲劇の最高傑作。
かの有名なセリフ
”To be,or not to be,that is the question.”
(生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。)
他、数々の名セリフが残されているシェイクスピアの名作です。
あらすじは、こちら。
城に現われた父王の亡霊から、その死因が叔父の計略によるものであるという事実を告げられたデンマークの王子ハムレットは、固い復讐を誓う。道徳的で内向的な彼は、日夜狂気を装い懐疑の憂悶に悩みつつ、ついに復讐を遂げるが自らも毒刃に倒れる――。
https://www.shinchosha.co.jp/book/202003/
ざっくりいうと、父が亡くなり叔父さんが王座に即位して母と再婚してもやもやしているところに、
父の亡霊から叔父に殺されたとお告げがあり、キリスト教の教え的には復讐も殺人ももちろんダメで、
もやもやもやもや「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」と言って、、、という感じ。
感想
かの名セリフ、どこにあった!?
というくらいそれくらいしれっと出てきます。
新潮文庫・福田恆存(ふくだつねあり)訳では
「生か、死か、それが疑問だ、」
見つからないわ~
全体的に、戯曲という現代的な書き方ではないので
ちょっと入り込むのに慣れが必要だったけど
小説ではなく劇の鑑賞として頭に描けると
すん、と格段に読みやすくなりました。
こんなみんな救われない感じなの?
という感じが、きっと悲劇らしいんだろうなと思いました。
読書会レビュー
今回は、大学時代の友人たちとの月1読書会の課題本として読みました。
(だってね、ひとりじゃ読み切るモチベーションがね)
正直何がいいのか分からなかった。デンマーク?イギリス?
国の雰囲気もわからないし、女性の扱いもひどすぎる!
いまいち、オフィーリアとハムレットの関係性が読めない。。。
恋人にしては淡白すぎない?もっと燃え盛る情熱はないの?
と、まあまあ散々な言われっぷりwww
みんなで、ホレイショーが唯一の友人でいいやつだったね。と
読書会をまとました。
感想
たしかに読みにくさはあるけれども、
それ以上に名著を読んだ充実感が得られます!
どうしてこれが名著になったのかだけでなく、
どうしてこの登場人物はこんなことをしているのかなど
かめばかむほど味わい深いスルメイカのごとく
ほんと一人ひとりの人間性がカラフル過ぎて
いろんなたのしみ方ができるのかな~なんて。
きっとこうして、いろんな役者に演じられて
いろんなたのしみかたをされてきたのでしょう!
おわりに
たしかに古典的・演劇的で読みにくいし、
現代的な心理の一貫性を求めるのは邪道だけれども、
これが400年も前に上演されていたという歴史と
400年も変わらぬ人間の情動や妬み、友情や愛を感じることのできる名作!
いわゆる”名作”を読んでみたい!という人には、おすすめです!
シェイクスピア『ハムレット』(福田恆存訳)
Instagramの投稿もチェックしてね👇
コメント